糖尿病センター
糖尿病センターとは
当院では2013年7月から「糖尿病センター」を開設致しました。
これまで以上に、専門検査・治療の充実と、多職種からなるチーム医療の実践、菊池地域の「かかりつけ医」との病診連携を目指してまいります。
管理栄養士が常駐して指導にあたっており、初診患者さまでも当日に栄養指導が受けられます。
詳しい内容は、栄養科のページをご覧下さい。
インスリン治療が必要な場合、入院が難しい方には外来でインスリン療法を開始します。自己注射の手技、自己血糖測定器の扱い方など、看護師が時間をかけて説明します。不明な点が生じた場合は、電話での対応も行っております。
壊疽、切断につながる足病変の発症・進行予防を目的に、フットケア研修を修了した看護師1名(糖尿病療養指導士)が、医師と連携して行っております。
場所:フットケア室
時間:毎週火曜日 9:00〜12:00 予約制:0968-25-2191(代表)
対象:当院医師よりフットケアが必要と判断された患者さま
血糖値の詳細な検査として、14日間連続した血糖値評価が行える連続血糖モニタリング(略称CGM)を行っております。アボット社のリブレProを用いて、検査中も運動や入浴が可能です。 合併症検査として、眼底カメラによる網膜症の簡易評価、足の神経障害度評価、脈波伝搬速度・頸動脈エコーによる動脈硬化評価、等が行っております。
リアルタイム持続血糖測定システム(rCGM)、リアルタイム持続決闘測定システム併用インスリンポンプ(SAP)、間欠スキャン式持続血糖測定(iCGM)、インピーダンス式体組成計(InBody S10)を日常診療で使用し、質の高い糖尿病診療を行なっております。
※適応には保険診療上の制限があります。
テルモ社製 G6、メドトロニック社製 780G、アボット社製 フリースタイルリブレ InBody社製 S10
日本糖尿病学会は、糖尿病の予防から治療まで皆様が安心して診療を受けられるよう、糖尿病に関する専門知識と診療能力を持った「糖尿病専門医」を養成し、認定しています。当院には、資格を持った専門医が3名在籍しております。
糖尿病療養指導士(CDEJ)について
CDEJ(Certified Diabetes Educator of
Japan)とは、糖尿病治療にもっとも大切な自己管理(療養)を患者に指導する医療スタッフのことで、高度で幅広い専門知識をもち、患者の糖尿病セルフケアを支援致します。当院には認定を受けた有資格者が、看護師2名、管理栄養士2名、薬剤師3名、臨床検査技師4名、理学療法士2名在籍しております。
熊本地域糖尿病療養指導士の有資格者は看護師11名が在籍しております。
患者会 菊池りんどう会
「菊池りんどう会」は当院の糖尿病患者と医療スタッフで結成された組織で2000年に発足し、長年活動を続けています。
「りんどう会」は2カ月に1回の活動ですが、患者と病院職員とが「元気に楽しくをモットー」に糖尿病治療に取り組んでおります。関心のある方は「外来スタッフ」までお声掛け下さい。
- 糖尿病なぜなぜ寸劇
- 糖尿病専門医による勉強会
- ウォークラリー
- 試食会 などなど
糖尿病センターからのお知らせ
季節ごとに糖尿病にまつわる療養のポイントをまとめた、糖尿病ニュースレターを制作しています。 ご自由にお使い頂き、お役立てて頂けたら幸いです。